1 雄略~崇峻

2 推古~皇極

3 孝徳~斎明

4 天智~天武

5 持統~元正

6 聖武~考謙

7 考謙~光仁

8 桓武~平城

9 平城~淳和

10 清和~宇多

11 醍醐~後冷泉

12 後三条~鳥羽

13 崇徳~高倉

14 高倉~安徳

15 後鳥羽~土御門

16 土御門~順徳

17 後嵯峨~後宇多

18 後宇多~後醍醐

19 後醍醐~光厳

20 後醍醐

21 後醍醐~光厳

22 足利尊氏~義満

23 足利義満~義持

24 足利義持~義政

25 足利義政~義尚


当サイトは受験対策として、日本史学習の補助を目的としています。

ご利用にあたりましては「日本史教科書」「用語集」「資料集」をご用意ください。

日本史勉強ノートは御覧いただくとわかるように、時の天皇や権力者を中心に、その時代におきた出来事を時代順に並べたものを図にしたものです。

つまり「年表図」のようなものです。

正しい使い方としては、この日本史勉強ノートに自分で調べた事柄を書き足していく、という方法をお勧めします。

まず、この日本史勉強ノートを自分のノートに書き写します。

コピーしたりプリントアウトしたりしてズルしてはいけません。

書き写すことは憶えるのに重要なことです。

そして書き写したら、知らない語句や出来事について調べます。

調べたことは赤ペンなどで日本史勉強ノートに書き足していきましょう。

それを最後までやり終えたら、あなただけのオリジナル参考書の誕生です。

おそらく、あなたにとって一番使い易い唯一一冊の参考書が完成していると思います。

もはや教科書も参考書もいりません。

その完成された日本史勉強ノートだけあれば十分合格できると思います。


完成した日本史勉強ノートの活用方法


そうして完成した日本史勉強ノートには正しい活用法があります。

まず約400年~約1800年までの日本史の大きな流れを掴むために何度も読みます。文化や社会体制などは別に勉強するので、ここでは日本史の流れだけをしっかり頭に刻み込みます。

当然本来歴史というのは「ここから奈良時代で、ここから鎌倉幕府時代で」というように区切れていませんから、すべては流れるよう続いているものなのです。それを教科書のように区切ってしまうと大きな時代の流れを見失ってしまいます。それが日本史を勉強し辛くしている一因なのです。

次に天皇・権力者の名前と順番を覚えます。

雄略、武列、継体、欽明、用明、崇峻、推古・・・・・・、

聖武、考謙、淳仁、称徳、光仁・・・・・・、

源頼朝、頼家、実朝、藤原頼経、藤原頼嗣・・・・、

という感じで憶えます。

それを憶えたら、今度はどの天皇や権力者の時に、どんな出来事がおきたのか憶えます。

北面の武士の設置は1095年堀河天皇のとき、

磐舟柵の設置は648年考徳天皇のとき、

上杉禅秀の乱は1416年足利義政のとき、

といった具合です。ここまでやりとげるとある現象が起こってきます。それは、この日本史勉強ノートの一ページ一ページが脳裏に浮かんでくるようになります。つまり試験になったとき、

応天門の変?確かノートの10ページあたりに書いてあったような・・・、

ということは9ページから平安時代になってるから、平安時代の出来事だな、

とすると、平安時代は794年からで、その2ページ目にあるということは、だいたい800年代の出来事かもしれない。

というように、正確な年号を忘れてしまっても、だいたいの時代がわかるようになるのです。

昨今では正確な年号を答えさせる問題は少なくなり、「次ぎの出来事を古い順に並べよ」という形式の出題が多くなっています。

その時に、このノートの一ページ一ページが脳裏に浮かべば簡単に回答できるはずです。


図形つまりイメージで覚える学習法


この日本史勉強ノートの最終目的は、日本の歴史を図、つまりイメージで覚えることにあります。日本の歴史をイメージで覚えることは最も理にかなった方法だと考えています。記憶力のすぐれている人というのは、本来左脳で覚えるべき文章などをイメージに置き換えて右脳で覚えていると言われています。

969年安和の変、というように言葉で暗記していくことはとても大変です。しかし日本史勉強ノートのページに記されている年表図をイメージとして暗記してしまば、つまり脳裏に焼き付けてしまえば、そこに書かれている、出来事、天皇や権力者の名前、年号、出来事の詳細が自然に浮かんでくるようになるのです。

一度覚えたことを忘れないようにするのではなく、一度覚えたことを思い出すきっかけとなる引出しを開ける感覚を養うことが大切なのです。その引出しが、この日本史勉強ノートなのです。